用語辞典
催眠音声の専門用語 106語 を、50音順で網羅的に整理。 カテゴリ別では 科学 43語 技法 31語 業界 32語 の3種類に分類されています。
あ 11語
- アルファ波 (あるふぁは) 科学用語
8-14Hzの周波数を持つ脳波。リラックスして目を閉じている時、軽い瞑想時、入眠直前のまどろみ状態で優位になる。催眠の軽いトランス状態を示す代表的な脳波指標です。
- 暗示 (あんじ) 科学用語
言葉や行動を通じて、相手の感覚・思考・行動に影響を与える心理的働きかけ。催眠音声では、言語化された暗示こそが体験を構築する中核要素です。
- 安全暗示 (あんぜんあんじ) 技法用語
催眠音声の冒頭または途中で「緊急時は目覚められる」「受け入れたくない暗示は受け入れない」等の安全装置を埋め込む暗示。リスナーの心理的・物理的安全を守るための必須要素。
- イエスセット (いえすせっと) 技法用語
連続した「Yes(はい)」の反応を引き出すことで、その後の暗示に対する受容性を高める催眠誘導技法。エリクソン催眠で体系化された基本テクニックです。
- 埋め込み命令 (うめこみめいれい) 技法用語
通常の文章や物語の中に、声のトーンを変えて命令や暗示を埋め込む技法。エリクソン催眠の中核テクニックで、リスナーの批判的思考を介さずに無意識レベルで暗示を届ける。
- HRV (えいちあーるぶい) 科学用語
心拍変動(Heart Rate Variability)。心拍の拍動間隔のばらつきを示す指標で、自律神経系のバランスを反映する。副交感神経が優位になるとHRVが高まるため、催眠・リラクゼーションの客観的指標として使われる。
- ASMR (えーえすえむあーる) 業界用語
Autonomous Sensory Meridian Response(自律感覚絶頂反応)の略で、特定の音・声・囁きによって生じる頭皮のぞわぞわ感やリラックス反応のこと。催眠音声と重なる領域が多く、しばしば融合作品も作られます。
- NLP (えぬえるぴー) 科学用語
神経言語プログラミング(Neuro-Linguistic Programming)。リチャード・バンドラーとジョン・グリンダーが1970年代に開発した、エリクソン催眠などの効果的なコミュニケーション技法を体系化した心理学的アプローチ。
- fMRI (えふえむあーるあい) 科学用語
機能的磁気共鳴画像法(functional Magnetic Resonance Imaging)。脳の血流変化を検出して、脳の活動領域を可視化する技術。2000年代以降の催眠研究の飛躍的進展を支えた中核技術。
- エリクソン催眠 (えりくそんさいみん) 技法用語
20世紀の精神科医ミルトン・H・エリクソンが体系化した、間接暗示を中心とする催眠技法。物語・比喩・選択の錯覚を駆使し、リスナーの抵抗を生まずに深い変化を促します。
- オナサポ (おなさぽ) 業界用語
オナニーサポートの略で、聴き手の自慰行為を音声で支援する同人音声ジャンル。催眠音声との境界は曖昧で、催眠誘導を組み合わせた「催眠オナサポ」という融合ジャンルも存在する。
か 24語
- ガイデッドイメージ (がいでっどいめーじ) 技法用語
言葉で視覚的・感覚的なイメージをリスナーの中に構築することで、リラクゼーション・トランス状態・治療効果を得る技法。視覚イメージ法の英語圏での呼称で、瞑想・催眠・心理療法で広く使われる。
- 解離 (かいり) 科学用語
意識・記憶・知覚・自己感覚などが、通常は統合されているはずの状態から一時的に切り離される心理現象。催眠における「観察者としての自分」体験の核であり、健全な範囲では誰でも経験しているものです。病的な「解離性障害」とは区別されます。
- 解離性障害 (かいりせいしょうがい) 科学用語
意識・記憶・アイデンティティ・知覚の統合が、病的な範囲で失われる精神疾患。健全な解離体験とは明確に区別される。解離性障害の既往がある方は、催眠音声の利用に慎重な判断が必要。
- カウントダウン絶頂 (かうんとだうんぜっちょう) 業界用語
「10から0まで数える間にイく」という催眠音声の定番絶頂誘導技法。数字の減少と絶頂への接近を結びつけ、リスナーを確実に絶頂へ導く。催眠オナニー作品のクライマックスで多用される。
- カウントダウン法 (かうんとだうんほう) 技法用語
数字を減らしながら数えることで、催眠状態を深めたり絶頂へ導いたりする技法。10→0のシンプルな形から、多層カウントダウンまでバリエーションが豊富です。
- 覚醒暗示 (かくせいあんじ) 技法用語
催眠音声の終盤で、リスナーを催眠状態から通常の意識状態に戻すための暗示。カウントアップや明確な宣言で覚醒を促す。作品の必須要素で、安全管理の最終段階。
- 確認深化法 (かくにんしんかほう) 技法用語
「今、体が重くなっていますね」とリスナーの体験を言語化することで、催眠状態の自覚を強化し深化させる技法。dotspaceが得意とする独自手法で、逆説深化と組み合わせて使われることが多い。
- カタレプシー (かたれぷしー) 科学用語
催眠状態で、身体の一部または全身が硬直する現象。「腕が動かない」「まぶたが開けられない」等の暗示で引き起こされる。催眠の深さを確認する客観的指標の一つ。
- 感覚混乱法 (かんかくこんらんほう) 技法用語
矛盾する指示や複数の声を同時に与えることで、リスナーの意識の枠組みを意図的に混乱させ、深いトランスに導く催眠技法。ふたりがけ形式の作品で特に活用される。
- 感情融合型 (かんじょうゆうごうがた) 業界用語
術者とリスナーの感情的な結びつきを誘導の土台にする催眠音声のスタイル。技法の正確さよりも関係性の密接さを重視する。逢縁喜縁が代表的で、情緒的な体験を求めるリスナーに強く刺さる。
- 間接暗示 (かんせつあんじ) 技法用語
直接的な命令ではなく、物語・比喩・可能性の提示で暗示を伝える技法。ミルトン・エリクソンが体系化した手法で、抵抗を生みにくく、分析的思考が強い人にも効きやすい。
- 感度上昇暗示 (かんどじょうしょうあんじ) 技法用語
「感度が2倍、3倍になる」等、身体感覚を増幅する暗示の総称。催眠オナニー作品の中核技法で、物理刺激なしでの快感体験を可能にする。四層構造の第3層(感覚増幅)の中心。
- ガンマ波 (がんまは) 科学用語
30-100Hzの高周波数脳波。高度な認知活動・問題解決・集中時に優位になる。催眠の深化とは逆方向の脳活動を示すため、催眠状態では通常減少する。
- 逆説深化法 (ぎゃくせつしんかほう) 技法用語
「深くなろうとしないでください」のように、努力を手放させることで逆説的に催眠を深める技法。dotspaceが得意とする独自手法で、分析的思考が強い人に特に効きやすい。
- 急速誘導 (きゅうそくゆうどう) 技法用語
通常5-15分かかる催眠誘導を、2-3分以内で深いトランスに導く技法の総称。デイブ・エルマン式誘導が代表例。催眠音声では一部の短時間作品で採用される。
- 許可制 (きょかせい) 業界用語
催眠音声で「命令」ではなく「許可」の言葉で快楽を与える設計思想。スタジオチェリー等の「安心の中の快楽」系サークルが体系化した手法で、優しいトーンの作品の核となる概念です。
- KU100 (けーゆーひゃく) 業界用語
ドイツの音響メーカーNeumann社が1990年代に開発したダミーヘッド型バイノーラルマイク。プロの催眠音声・ASMR業界で「最高峰」とされる定番機材で、価格は約140万円。
- ゲシュタルト崩壊 (げしゅたるとほうかい) 科学用語
同じ刺激を長時間または繰り返し受容することで、その刺激の「全体としての意味」が分解され、部分的な音素や形態のみが残る現象。ループ催眠の効果メカニズムとして応用されます。
- 交感神経 (こうかんしんけい) 科学用語
自律神経系の一部で、活動・緊張・ストレス時に優位になる神経系。催眠の深化には副交感神経優位が必要なため、催眠音声を聴く時は交感神経優位の状態を避ける必要がある。
- 呼吸誘導 (こきゅうゆうどう) 技法用語
意識的な呼吸の調整を通じて、副交感神経を優位にしてリラクゼーション状態を作る催眠誘導の基礎技法。全ての催眠音声の入口で使われます。
- 後催眠暗示 (ごさいみんあんじ) 科学用語
催眠状態で与えられた暗示が、覚醒後にも特定のトリガー(言葉・音・状況)によって発動するよう設計された暗示。「条件付け」を催眠で行う技法です。
- 後催眠健忘 (ごさいみんけんぼう) 技法用語
催眠状態で与えられた暗示により、覚醒後に特定の記憶が思い出せなくなる現象。催眠音声では強制系・侵蝕系作品で用いられることがある。実際の記憶喪失ではなく、一時的な想起困難。
- 固視法 (こしほう) 技法用語
光る物体や指等を見つめさせることで、視覚疲労と集中状態を同時に作り出し、催眠状態に導く伝統的誘導技法。ジェームズ・ブレイドが発見。音声メディアでは再現不可能だが、対面催眠の定番。
- 固定法 (こていほう) 技法用語
「腕が動かない」「体が動かせない」等の暗示で、身体の不動状態を作り出す催眠技法。金縛り様体験を意図的に起こし、催眠の深さを確認する指標にもなる。F・A・Sや暗中模索が得意とする。
さ 27語
- 催眠音声 (さいみんおんせい) 業界用語
催眠の言語的誘導とリラクゼーション技法を音声作品の形で記録したコンテンツの総称。リスナーは音源を聴くことでリラックス・没入・トランス様の感覚を体験する。日本では同人音声の一ジャンルとして発展し、DLsite・FANZA同人を中心に流通している。
- 催眠性無痛覚 (さいみんせいむつうかく) 科学用語
深い催眠状態において、痛みの知覚が大きく低下する現象。実際の外科手術で麻酔の代替として使われた事例もあり、痛み研究の分野で最も強いエビデンスがある催眠の効果の一つです。
- 催眠誘導 (さいみんゆうどう) 技法用語
リスナーを通常の覚醒状態からトランス状態へと導く一連の手順。呼吸誘導・脱力誘導・カウントダウンなどを組み合わせて、変性意識状態への入り口を作ります。
- 催眠療法 (さいみんりょうほう) 科学用語
資格を持つ臨床家が、催眠を治療目的で用いる心理療法。疼痛管理・不安軽減・PTSD・依存症等への有効性が確認されている。催眠音声とは異なる医療行為で、混同すべきではない。
- 三層構造 (さんそうこうぞう) 業界用語
シロイルカが採用する、催眠音声のシンプルで効果的な3段階構造。「弛緩→変容→崩壊」の流れで、最終的に自我の溶解に至る設計。罵倒ヒーリングとの相性が良い。
- 3Dio (さんでぃお) 業界用語
アメリカの音響メーカーが開発した、個人クリエイター向けのダミーヘッド型バイノーラル録音マイク。代表機種「Free Space ProII」は約8万円で、KU100の代替として催眠音声・ASMR業界で広く使われています。
- シータ波 (しーたは) 科学用語
4-8Hzの周波数を持つ脳波。深い瞑想、入眠時、催眠の深いトランス状態で優位になる。「黄昏の脳状態」と呼ばれ、洞察・直感・深いリラクゼーションと関連します。
- ジェイコブソン (じぇいこぶそん) 科学用語
エドムンド・ジェイコブソン(1888-1983)。アメリカの内科医・生理学者で、1930年代に「漸進的筋弛緩法(PMR)」を開発。現代のリラクゼーション技法の基礎を築いた。
- ジェームズ・ブレイド (じぇーむず・ぶれいど) 科学用語
スコットランドの外科医ジェームズ・ブレイド(1795-1860)。「近代催眠の父」と呼ばれ、1841年にメスメリズムを科学的に研究し、「催眠(hypnotism)」という語を作った人物。
- Ci-en (しえん) 業界用語
DLsite運営会社エイシスが展開する、クリエイター支援プラットフォーム。月額サブスクリプション型で、サークルがボーナストラック・制作過程・未公開作品をファンに配信できる。同人音声クリエイターにとって重要な収入源の一つ。
- 視覚イメージ法 (しかくいめーじほう) 技法用語
言葉で視覚的な場面を描写し、リスナーの想像の中にイメージを構築することで催眠状態を深める技法。noveltranslabのようなストーリー型サークルが得意とする。
- 自己催眠 (じこさいみん) 技法用語
自分で自分に催眠誘導を行う技法。自律訓練法・アファメーション等が古典的例。催眠音声による他者誘導と併用することで、日常的なメンタルケア・リラクゼーションとして活用できる。
- シチュエーションボイス (しちゅえーしょんぼいす) 業界用語
特定のシチュエーションを音声で演じる同人音声ジャンルの総称。恋人同士の日常、異世界での出会いなど多様な物語を音声化。催眠音声とは異なるジャンルだが、境界作品も多く存在する。
- シャルコー (しゃるこー) 科学用語
ジャン=マルタン・シャルコー(1825-1893)。フランスの神経学者で、19世紀後半に催眠をヒステリー治療に応用した。若きフロイトの師で、近代催眠の発展に大きく寄与した人物。
- シュルツ (しゅるつ) 科学用語
ヨハネス・ハインリッヒ・シュルツ(1884-1970)。ドイツの精神科医で、1932年に「自律訓練法」を発表。自己暗示によるリラクゼーション技法を体系化し、現代の心身医学の発展に貢献した。
- 女王様系 (じょおうさまけい) 業界用語
支配的・威圧的な女性キャラクターがリスナーを責める催眠音声ジャンル。強め・命令型のアプローチで、M嗜好のリスナーに強く刺さる。F・A・S、ハードコア系サークルが得意とする。
- 自律訓練法 (じりつくんれんほう) 技法用語
1932年にドイツの精神科医J.H.シュルツが発表した自己催眠技法。特定の言語公式を繰り返すことで、身体感覚の変化と深いリラクゼーションを得ます。
- 自律神経失調症 (じりつしんけいしっちょうしょう) 科学用語
自律神経系のバランスが崩れ、様々な身体症状・精神症状が現れる状態。明確な器質的異常がないため診断が難しい。催眠音声によるリラックス効果は補助的に有用な場合があるが、医療代替ではない。
- 深化 (しんか) 技法用語
既に催眠状態に入っているリスナーを、さらに深いトランスへと導くための技法。誘導とは別に、独立した工程として設計されます。
- 信仰構造 (しんこうこうぞう) 業界用語
dotspaceが確立した、宗教的モチーフを催眠音声のフェーズ設計に組み込んだ独自構造。「帰依→洗脳→崇拝」の3段階で、女神と信者の関係性を通じた催眠体験を提供する。
- スタンフォード催眠感受性尺度 (すたんふぉーどさいみんかんじゅせいしゃくど) 科学用語
ヒルガードが開発した被暗示性測定の標準尺度。SHSS(Stanford Hypnotic Susceptibility Scales)。形式A・B・Cがあり、特に形式CはSHSS:Cと呼ばれ、個人測定の標準として催眠研究で広く使われる。
- 寸止め・焦らし (すんどめ・じらし) 業界用語
絶頂直前で快感を止め、期待を裏切り続けることで、リスナーの快感を蓄積・増幅する催眠音声の技法。中級以降のリスナー向けの上級演出として、エロトランス等が得意とする。
- 声優 (せいゆう) 業界用語
催眠音声作品で誘導・演技を担当する人。催眠音声における声優は、演技力に加えて催眠誘導の技術的理解が必要で、リスナーとの相性が体験の質を決定する最重要要素。
- 全身イキ (ぜんしんいき) 業界用語
催眠音声のドライオーガズム体験で、全身に快感が拡散する絶頂感覚。局所的ではなく、毛穴が全て開くような拡散的な快感が特徴。メスイキと重なる概念だが、より全身性を強調した表現。
- 漸進的筋弛緩法 (ぜんしんてききんしかんほう) 技法用語
1930年代にエドムンド・ジェイコブソンが開発した、筋肉を意図的に緊張→弛緩させるリラクゼーション技法。催眠音声の脱力誘導パートで広く応用されています。
- 前帯状皮質 (ぜんたいじょうひしつ) 科学用語
脳の中央部に位置する、注意制御・エラー検出・感情処理を担う領域。ACC(Anterior Cingulate Cortex)。催眠状態ではACCの活動が変化し、特に高被暗示性の人で顕著な反応が観察される。
- 添い寝系 (そいねけい) 業界用語
寝る直前〜眠りに入る時間帯のシチュエーションを描く同人音声ジャンル。安眠誘導・リラクゼーションを主目的とし、催眠音声の中でも安眠誘導系との親和性が高い。
た 9語
- 多層カウントダウン (たそうかうんとだうん) 技法用語
10から0までのカウントダウンを複数回繰り返し、段階的にトランスを深化させる上級催眠技法。トランスイノベーションが得意とし、通常のカウントダウンの2-3倍の深さに到達できる。
- ダッキング処理 (だっきんぐしょり) 技法用語
音声の音量変化に合わせてBGMの音量を自動的に下げる音響処理技法。催眠音声ではボイスの明瞭さとBGMの没入感を両立するために不可欠です。
- 直接暗示 (ちょくせつあんじ) 技法用語
「〜になる」「〜する」と断定的に命令する暗示技法。ストレートで強力な反面、抵抗を生みやすい。催眠音声の多くの作品で基本的に使われている。
- DLsite (でぃーえるさいと) 業界用語
株式会社エイシスが運営する日本最大の同人作品販売プラットフォーム。催眠音声・同人音声の主要な流通先で、検索制限やクレカ規制等の構造的課題を抱えつつ、独自決済「みんなの銀行Payment」等で対応している。
- デフォルトモードネットワーク (でふぉるともーどねっとわーく) 科学用語
何もしていない時、頭がぼーっとしている時に活発になる脳のネットワーク。「自分」という感覚や自己参照思考に深く関わり、催眠中はこの活動パターンが大きく変化することが2024年以降の脳イメージング研究で確認されています。
- デルタ波 (でるたは) 科学用語
0.5-4Hzの最も遅い脳波。深い睡眠(ノンレム睡眠の第3・第4段階)で優位になる。催眠状態そのものでは通常出現せず、催眠から睡眠に移行した際に観察される。
- 同人音声 (どうじんおんせい) 業界用語
個人または同人サークルが制作・販売する音声作品の総称。DLsite・FANZA同人を中心に流通し、シチュエーションボイス・ASMR・催眠音声・ボイスドラマ等、多様なジャンルを含む日本独自の文化。
- ドライオーガズム (どらいおーがずむ) 業界用語
射精を伴わないオーガズム。催眠音声では「脳イキ」「メスイキ」とも呼ばれ、物理刺激なしで到達する究極の快感体験。2024年の研究でプロラクチン値の変化を伴う生理学的事実として確認されました。
- トランス (とらんす) 科学用語
通常の覚醒状態とは異なる、注意の集中と周辺意識の低下を特徴とする変性意識状態。催眠誘導が目指す「目的地」のような状態を指します。
な 5語
- 女体化 (にょたいか) 業界用語
男性キャラクターが女性の身体に変化する、またはリスナーが女性化するジャンル。催眠音声では「女体化催眠」として独自のサブジャンルを確立しており、DLsiteで80作品以上が流通する人気領域。
- ネオ解離理論 (ねおかいりりろん) 科学用語
アーネスト・ヒルガードが1970年代に提唱した、催眠のメカニズムを解離で説明する理論。意識が複数の並行処理系に分かれて、一方が暗示に従い、もう一方が「隠れた観察者」として観察する、という二重構造を仮定する。
- 年齢退行 (ねんれいたいこう) 技法用語
催眠で被験者の心理を幼少期の状態に戻す技法。治療的文脈ではトラウマ処理や記憶回復に、催眠音声では赤ちゃん返り催眠等で応用される。慎重な扱いが必要な技法の一つ。
- 脳イキ (のういき) 業界用語
催眠音声のドライオーガズム体験で、頭の中で閃光が走るような、全身に拡散しない頭部中心の絶頂感覚。通常の局所的絶頂とは質的に異なる、脳科学的にも研究対象の現象。
- 脳波 (のうは) 科学用語
脳の電気的活動を頭皮から測定したもの。EEG(Electroencephalogram)。周波数帯域でデルタ・シータ・アルファ・ベータ・ガンマに分類され、催眠状態では特にアルファ波・シータ波が優位になる。
は 17語
- ハーバード被暗示性尺度 (はーばーどひあんじせいしゃくど) 科学用語
1962年に開発された、被暗示性を集団で測定する標準的な心理尺度。12項目の標準プロトコルで、催眠研究の基礎的な測定ツールとして世界中で使われています。
- バイノーラルビート (ばいのーらるびーと) 業界用語
両耳に異なる周波数の音を聴かせることで、その差分の周波数の脳波を誘発する音響技術。催眠音声では特にシータ波帯域(4-8Hz)が相性良好で、リラックス状態を促進するとされる。
- バイノーラル録音 (ばいのーらるろくおん) 業界用語
人間の頭部を模した「ダミーヘッドマイク」で録音することで、両耳に自然な立体音場を再現する録音技法。催眠音声・ASMR業界で広く採用されています。
- 被暗示性 (ひあんじせい) 科学用語
暗示をどれだけ受け入れやすいかを示す個人の特性。25年単位で安定する「センス」のような側面と、訓練・脳刺激でわずかに動かせる側面の両面が確認されています。
- 左背外側前頭前皮質 (ひだりはいがいそくぜんとうぜんひしつ) 科学用語
脳の前頭前野の一部で、情報処理・意思決定・批判的思考を担う領域。DLPFC(Dorsolateral Prefrontal Cortex)。2024年のスタンフォード研究で、DLPFCへの刺激で被暗示性が一時的に向上することが示された。
- ヒルガード (ひるがーど) 科学用語
アーネスト・ヒルガード(1904-2001)。スタンフォード大学の心理学者で、「スタンフォード催眠感受性尺度」の開発と「ネオ解離理論」の提唱で、現代催眠研究の基礎を築いた。
- FANZA同人 (ふぁんざどうじん) 業界用語
DMM.com傘下のFANZAが運営する同人作品販売プラットフォーム。DLsiteと並ぶ同人音声・催眠音声の主要流通先。両方に同じ作品が出されることが多く、ユーザーは併用するのが一般的。
- FANBOX (ふぁんぼっくす) 業界用語
pixiv傘下のクリエイター支援プラットフォーム。月額サブスクリプション型で、イラストレーター中心だが、同人音声・催眠音声クリエイターも利用している。Ci-enと並ぶ主要サブスクサービス。
- 副交感神経 (ふくこうかんしんけい) 科学用語
自律神経系の一部で、リラックス・消化・休息時に優位になる神経系。催眠の深化は副交感神経優位の状態で起きるため、催眠音声では副交感神経の活性化が最重要課題の一つ。
- ふたりがけ (ふたりがけ) 業界用語
一人の声優ではなく、複数(主に2人)の声優が左右から同時にリスナーに催眠誘導をかける催眠音声の形式。バイノーラル録音と親和性が高く、フルトラがこの形式を確立した先駆者。
- プラセボ効果 (ぷらせぼこうか) 科学用語
有効成分のない治療や刺激でも、期待や信念によって実際の効果が生じる現象。催眠の効果とは区別されますが、催眠にも期待の影響が含まれるため関連する概念です。
- フロイト (ふろいと) 科学用語
オーストリアの精神科医ジークムント・フロイト(1856-1939)。精神分析の創始者で、初期キャリアでは催眠を使用したが、後に自由連想法を開発して催眠を放棄した。
- プロラクチン (ぷろらくちん) 科学用語
脳下垂体から分泌されるホルモン。オーガズム時に顕著に分泌が増加する客観的指標で、2024年の研究で、物理刺激なしの催眠オーガズムでも実際の性行為絶頂時と同水準のプロラクチン値上昇が確認された。
- 分割弛緩法 (ぶんかつしかんほう) 技法用語
身体を複数の部位に分けて、順番に脱力させていく催眠誘導技法。漸進的筋弛緩法(PMR)の簡略版として、多くのサークルが脱力誘導パートで採用している。
- ペーシング (ぺーしんぐ) 技法用語
相手の現在の状態(呼吸・姿勢・感情)に合わせることで信頼関係を構築し、催眠誘導の受容性を高める技法。NLPや臨床催眠の基礎概念です。
- ベータ波 (べーたは) 科学用語
14-30Hzの脳波で、通常の覚醒・集中・分析的思考時に優位。催眠状態では減少し、アルファ波・シータ波に移行する。日常生活で最も多く出ている脳波。
- 変性意識状態 (へんせいいしきじょうたい) 科学用語
通常の覚醒意識とは異なる、特殊な意識状態の総称。催眠・瞑想・入眠時・ランナーズハイ等、多様な状態を含む。催眠は変性意識状態の一種であり、日常的に多くの人が経験する現象の延長線上にある。
ま 9語
- マインドフルネス (まいんどふるねす) 科学用語
今この瞬間に意識を向け、判断を加えずに観察する心の状態・技法。仏教瞑想に起源を持ち、1970年代以降、現代心理学・医療で広く応用されている。催眠と姉妹関係にある意識変容アプローチ。
- 前振り (まえふり) 技法用語
催眠音声で、本編の誘導・暗示に入る前のイントロ部分。注意事項説明・ラポール構築・期待値設定を行う重要な準備パート。作品全体の成否を左右する。
- 耳かき系 (みみかきけい) 業界用語
耳かきをする音・シチュエーションを中心に据えた同人音声ジャンル。バイノーラル録音で耳元の音を立体的に再現する、ASMR・癒し系の人気カテゴリ。全年齢向け作品も多い。
- 耳責め (みみぜめ) 業界用語
リスナーの耳元で囁き・息遣い・舐め音等の刺激を直接的に届ける演出技法。バイノーラル録音の技術的進化により、催眠音声・ASMR作品で中核的な要素となった。
- ミラーニューロン (みらーにゅーろん) 科学用語
他者の行動や感情を観察するだけで、自分が同じ行動をした時と同じように活動する神経細胞。1990年代にパルマ大学で発見され、催眠での共感・同調現象の神経基盤として注目されています。
- メスイキ (めすいき) 業界用語
男性リスナーが女性的な絶頂様体験に到達する現象の俗称。催眠オナニーやTSジャンルで使われる言葉で、ドライオーガズムの一形態。全身型・連続型の快感が特徴。
- メス堕ち (めすおち) 業界用語
男性リスナーが催眠により女性的な感覚・思考・性格に変容する、強度の高い女体化催眠の一形態。「男性の自我を捨てて、完全にメスになる」という極端な変容体験を扱う。
- メスメリズム (めすめりずむ) 科学用語
18世紀末のフランツ・アントン・メスメルが提唱した「動物磁気説」に基づく治療法・思想。近代催眠の直接的な起源で、1784年のフランス王立委員会で理論は否定されたが、催眠現象の発見として歴史的に重要。
- メスメル (めすめる) 科学用語
オーストリア出身の医師フランツ・アントン・メスメル(1734-1815)。「動物磁気説」を提唱し、近代催眠の直接的な起源となった人物。1784年のフランス王立委員会で理論は否定されたが、催眠現象そのものの発見は現代催眠の出発点となった。